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このサイトは、INSEAD入学希望者の皆様に対する情報提供を目的とした、日本人在校生による非公式サイトです。INSEADが入学希望者向けに開催しているInformation Session等、学校・出願に関わる公式情報につきましては、INSEADオフィシャルサイトをご確認ください。

在校生プロフィール内訳 (Class Profile)

対象: 全クラス

出身業界

回答者数:26

金融
31%
商社
19%
コンサル
19%
テック
12%
メーカー
4%
その他
15%

入学時社会人歴(何年目)

回答者数:26

10年以上
31%
7-9年目
50%
4-6年目
19%

海外経験(年数)

回答者数:26

5年以上
46%
3-5年
23%
1-3年
19%
なし
12%

Why INSEAD? 判断軸カテゴリー Top 3(選択回数)

回答者数:26

カルチャー/Diversity
17
ブランド
15
Alumni/ネットワーク
13

スターティングキャンパス (Fonty / Singy)

回答者数:26

Fonty
62%
Singy
38%

社費・私費

回答者数:26

社費
38%
私費
62%

GMAT Focusスコア分布

回答者数:15

685~705
13%
665~685
27%
645~665
40%
~645
20%

GREスコア分布

回答者数:7

320~325
29%
315~320
57%
~315
14%

TOEFLスコア分布

回答者数:8

110~115
63%
105~110
37%

IELTSスコア分布

回答者数:14

8.0~9.0
21%
7.5~7.9
79%

Googleスプレッドシートの回答データを集計して表示しています。

最新の在校生の投稿

家族帯同MBA@フォンテーヌブロー
Blog

家族帯同MBA@フォンテーヌブロー

2026/07/13

皆さんこんにちは!MBA Class of 2026 July (26J)のHMです。AHさんからのバトンを受けて今回フランスはFontainebleau(通称Fonty)の家族帯同、特に子連れでのMBA生活について書きます。本稿では保育園、医療、そして実際に過ごしての所感についてフォーカスしました。ご家族、特にお子さん連れでのMBA検討中の方に向けて、少しでも参考になれば幸いです。 また、気になる点があれば遠慮せず、在校生に問い合わせるのが一番だと思います!私も1学年上の25Jの先輩Parentの皆さんに保育園や現地での生活についてアドバイスを頂いたお陰でMBA生活をスタートすることができました。特にSMさんには渡航前に色々とご教示いただき、大変お世話になりました。本当にありがとうございました! ## はじめに まず、我が家のプロフィールはこんな感じです: **私:** 渡航時34歳(休職) **妻:** 渡航時33歳(退職) **息子:** 渡航時1歳半 私は元々MBAへの興味があり、妻はヨーロッパでの暮らしに興味があったので家族で私費留学することにしました。グローバルなクラスメイトに囲まれた環境と、非英語圏での生活を体験したいと考えINSEAD@フランスを選びました。フランス語はDuolingoを少しやったくらいの挨拶レベルで、基本的に話せません。 そんな中で私たちが渡航にあたり一番気にしていたのは、息子の保育園と現地の医療システムでした。 ## Fontyの保育園について **ご安心ください、以下の通り入園可能な保育園が複数あります!** まず入園の仕組みとしては、日本の保育園のように自治体が取りまとめていることはなく、各園への個別申請となります。費用は日本とあまり変わらない印象です(前年の給与次第で€0.17/h - €5.26/h)。週の数日だけ受け入れる形も一般的で、我が家は週3回通って月€300以下に収まるような費用感でした。 私はAugust IntakeのRound2出願だったので1月に合格通知を受領し、4月頃から保育園を探し始めました。下記リスト各園のホームページから入園リクエストを送るところから進め(ChatGPTの力を借りて、初のフランス語メールを経験しました)、渡航直前の7月末に晴れて①に入園することができました。 東京では息子は庭のない保育園に通っていましたが、こちらでは広い庭があり、また保育園自体も大きく、大変満足しています。何より、保育園の先生方が皆優しく、英語に慣れなくとも一生懸命broken Englishで話してくださったり、お互い伝わらないときはChatGPTに通訳してもらって話すなど、我々に不安のないようコミュニケーションをしっかり取ってくれていました。本当に、こちらの園にお世話になったからこそ、何とかMBA生活を続けられたと言っても過言ではありません・・・先生方には感謝してもしきれません。 また、他の園についても同級生から良い話を聞くので、入園できればどこでも万々歳だと思います! ***Fontyの保育園(crèche)リスト(2026年6月現在)** 1. [Crèche Babilou Fontainebleau Château](https://maps.app.goo.gl/HsnmffyTDURsp9gB9) 2. [Little Crèche Faisanderie](https://maps.app.goo.gl/1SCGPZavNELnrEScA) 3. [Crèche Fontainebleau – Les Petites Canailles](https://maps.app.goo.gl/AwZexHMu7SQgCwVP7) 4. [Micro-crèche Babilou Fontainebleau Lagorsse](https://maps.app.goo.gl/49ycCPS2mNmxTpsx6) 5. [Les Lionceaux](https://www.bullesdecreches.fr/creche/de-fontainebleau-77300/) その上で実際に保育園に入れるかですが、入園時の需給によるため運の要素もあるのが実情です。しかしながら、8月から来られる27Jの学生からも、6月時点で③に入園できたという話を既に聞いています。また、8月は年度終わりで保育園が1ヶ月夏休みに入るので、特に8月渡航のJバッチの方は入園しやすいタイミングだと思います。 最後に、保育園に通わない場合や、ピンポイントで今日預けたい!という場合にNounou(ベビーシッター)に預けるという選択肢もあります。街中でも複数の子供を連れた女性を見かけることがよくあり、フランスでは日本よりも一般的に利用されている印象です。以下のようなマッチングサービスがあり、我が家では結局利用しなかったのですが、問い合わせした際は割とすぐに返事をもらえていました。こちらは€15/h程度でした。 - [Nounou-top](https://www.nounou-top.fr/) ## Fontyの医療体制について 残念ながら、日本ほどのアクセシビリティはありません。改めて日本はすごいです。Doctolibというアプリひとつで医者の予約が取れるのは良いのですが、Fontyの需要が大きすぎるのか次の予約が数週間先ということもしばしば・・・。 そのため、子どもの発熱等があった場合は基本的に総合病院の救急にかかっていました。Fontyの街中にあり、予約不要の大きな病院です。我が家も5回程こちらにお世話になり、しっかりと診てもらえました。お医者さんとは英語やChatGPTの翻訳を使ってコミュニケーションを取っていました。 - [Centre hospitalier du Sud Seine-et-Marne - site de Fontainebleau](https://maps.app.goo.gl/vRKLFJ67SSUsimrv5) 我が家はジェイアイのたびほという留学帯同保険に入っていましたが、費用はすべてこれで賄えました。一方で、大きい病院なので数時間待つこともあり、軽度症状でかかる必要のないよう、大人の分も含め必要な薬を日本から持てるだけ持ってきておくのがベストです! ## 実際に住んでみての所感 ### Fontyのいいところ①:街のサイズがちょうどいい まず街全体が小さいです。我が家はINSEAD寄りの街の西側に住んでいましたが、移動で徒歩20分以上かかることは基本的にありませんでした。そのためベビーカーがあっても、日頃の買い物や保育園の送り迎え等が大変ということはなく、とても助かりました。また、以下の公園へもすぐに行けるのは親として非常に魅力的に感じていました。 ### Fontyのいいところ②:公園が多い 街中に遊具付きの公園がいくつかあります。東京では近所に手頃な公園がなかったので、気軽に遊ばせられる環境があるのはとても助かっています。その日の気分で行く公園を変えられるのも便利ですし、何より他の子供たちも含め、みんな楽しそうに遊んでいるので本当に良かったと思います。 また、INSEADの庭・キッズルームや、フォンテーヌブロー城の広大なお庭も出入り自由なので、こちらで過ごすことも多いです。少し長めの散歩に出たければ、フォンテーヌブローの森も歩いてすぐにアクセスできます。 ***Fontyの公園・散歩コースのリスト:** 1. [Parc des Lilas](https://maps.app.goo.gl/MqsAYhj9EPRYpyNA8) 2. [名無し公園](https://maps.app.goo.gl/h5kEGnBHa1Zc4WkH9) 3. [Jardin anglais du château](https://maps.app.goo.gl/DSMCLVJVW8XdefJ3A) 4. [Jardin de la Place de la République](https://maps.app.goo.gl/jkVnUyc1PJ8HLXtF6) 5. [Square Joséphine](https://maps.app.goo.gl/tUYUCL5a8bKwBjHJ7) 6. [Sentier des carriers](https://maps.app.goo.gl/ACDdpphnvxp2VGus9) ![Parc des Lilas](https://drive.google.com/file/d/1mcSmWorQWw1cbeXx94T0xwnOyMb1kVFP/view?usp=sharing) *公園1. よく行っていたParc des Lilas。遊具もあるし奥にバスケットボールコートもある。水道があるので暑い日はみんなペットボトル持って水遊び* ![Parc de Fontainebleau](https://drive.google.com/file/d/17ib1WGYotwJe1pMkWf7woIwI9u_hJy-I/view?usp=sharing) *公園2. Google Mapsには掲載がない公園。遊具も複数あって広い* ![Les jardins du château de Fontainebleau](https://drive.google.com/file/d/1lID0DYyYTVqpTouzSmwM4O68xmoDOqGI/view?usp=sharing) *公園3. フォンテーヌブロー城の庭園。芝生立ち入り禁止の庭もあるが、Jardin anglais du châteauは立ち入りOK* ### Fontyのいいところ③:住民が子供に優しい フランスがそうなのか、街中で子供を連れて歩いているとよく笑いかけてもらえます。フランス語なのでよく分からないですが、「がんばってるね〜」と言われている気がしてとても嬉しくなります。東京では、子どもが泣いていても特に構われない印象があるのですが、Fontyでは周囲の方が温かく見守ってくれる雰囲気があります。このような環境で過ごせる経験もとても貴重だと思います。 関連して、Fontyでは治安の悪さも全く感じません。その点もとても安心して過ごせます。 ### Fontyで困ったところ①:食事のレパートリー これは1〜2歳児の普遍的なテーマかと思いますが、ご飯を中々食べてくれないときにアカチャンホンポの気の利いた子供用食品やおやつをとても恋しく感じたりします。こちらにも子供用食品はありますが、日本ほど充実したレパートリーはありません。また、あっても美味しくないのか、食べてくれず結局自分で作らないと・・・ということも多々ありました。我が家は息子の好きな食べ物(乾燥納豆)を日本から持ってきておき、最低限これを食べてもらえるようにしていました。 ### Fontyで困ったところ②:冬の生活 ヨーロッパの冬は日が短くなるだけでなく、雨がちになります。そのため、子どもと出歩く機会が減ってしまいます。Fontyにはモールのような屋内施設がないので、夏と比べ家で過ごす時間が長くなり、子供(と親)のストレスが徐々に溜まる傾向がありました。特にJバッチはP2のまだ忙しい時期に冬を迎えるので、なるべく早く家に帰って家事のサポートをしたり、旅行がてら日本から親に来てもらったりして乗り切りました。 また、冬に子どもが風邪を引きがちになるのは日本と変わらず、これが親に移るので、子ども用・大人用の風邪薬を持ってきておくと本当に安心です。 ### Fontyで困ったところ③:夏の暑い日 近年、フランスの猛暑が強まっています。本来、フランスの夏は朝晩涼しく日中も30度を超える程度、それでも湿度がないので日陰に入れば涼しく、エアコンは特に必要ありませんでした。これは私自身も来て驚いたのですが、エアコンがあるのは学校・電車等の大きな施設くらいで、家だけでなくレストランにさえエアコンがありません。 それが、気候変動の影響で熱波(台風のようにたまに来て、1週間ほど続きます)が来ると日中40度近くになってしまい、家族3人で家でこもっているとかなり体力を消耗しました。 8月の渡航直後はアドレナリンで何とか凌いでいたものの、2回目の夏を耐えることは想像できず、卒業1ヶ月を前にしてポータブルエアコンを購入する羽目になりました。暑さ対策グッズは日本の方が断然種類があるので、暑いとき用に繰り返し使えるものを用意しておくと非常に楽になります。 ## おわりに 色々不安もある中で何とか走り出したFonty生活でしたが、渡航生活が終わりに近づいている今、振り返ると日照時間の短い冬や夏の熱波等の困難を乗り越え、家族として絆を深めることのできた経験になったと思います。特に、息子が保育園で私たちの知らない言葉(Attends!:待って!)を覚えて帰ってきていることに気づいたときは、少しずつ人生が変わっていることを実感しました。皆さんのご家族にとっても、同じように、人生のレールが少しずつ変わっていくような、そんな貴重な機会になるのではないかと思います。 繰り返しになりますが、もし気になることがあれば、在校生に問い合わせるのが一番だと思います。私でよければ是非、いつでもご連絡ください。一人でも多くの家族帯同MBAが成功しますように! **P.S.** 先日、無事に卒業式を迎えることができたのですが、前回投稿いただいたAHさんがなんとDean’s List(上位10%の成績優秀者)に載るという快挙を達成されました。日本から渡航したMBAメンバーの中では唯一のリストインです。娘さんを連れてのハードなMBA生活でも、日々の努力と創意工夫によってここまで頑張れるということを身をもって示され、私自身も非常に大きなパワーをもらうことができました。AHさん、沢山の困難を乗り越えてのDean’s List・・・本当におめでとう!! ![Les membres japonais de la promotion 26J](https://drive.google.com/file/d/18SPc_tluM7-mFB0W9MIYTQYUeGhXolEW/view?usp=sharing) *MBA生活を支えてくれた26Jメンバーと。みんなありがとう!*

#フォンテンブロー#家族留学#父子留学
1才の娘と過ごしたINSEAD MBA
Blog

1才の娘と過ごしたINSEAD MBA

2026/06/24

![Sakura INSEAD](https://drive.google.com/file/d/1CR-cjWIs5SuURqJLiaEaSK78mg8rR96l/view?usp=sharing) こんにちは!今回は家族帯同でのINSEAD生活についてご紹介します。シンガポールで母子留学中のAHがお届けします😉 MBA留学というと、課題に追われながらも友人とのパーティーや世界中への旅行を楽しむ……そんなイメージを持つ方も多いと思います。でも家族帯同となると、少し違った世界が広がります。これはこれでとても楽しいので、家族連れでのMBAを考えている方の参考になれば嬉しいです♪ 私(AH)はシンガポールで母子留学をしていました。娘が11カ月のときに渡星し、今はもうすぐ2歳。思いのほか、娘にとってもたくさんの刺激と成長のある1年になりました。どんな生活だったのか、一例としてご紹介します! ## 生活設営編 受験のときに、同じく母子留学をされていた25JのMKさんにシンガポールでの生活設営を手取り足取り教えていただき、それを参考に準備を進めました(MKさん、ありがとうございました!)。 ### ■ 保育園 娘のビザは Long Term Visitor Pass(LTVP)でしたが、承認がなかなか下りず、保育園選びは少し苦戦しました。LTVPが下りるまでは観光ビザに近い Short Term Visitor Pass での滞在になり、この状態で受け入れてくれる Preschool が限られていたためです(Local の園はほぼ受け入れ不可でした)。 最終的に、INSEADからバスで10分ほどの Preschool に入園。校舎が広く、隣接する公園で雨でなければほぼ毎日外遊びをさせてくれる、素敵な園でした。日中の様子はアプリでこまめに共有してくれるので、安心して預けられました。さすが教育熱心なシンガポール、ちょっとしたプール遊びにも “the children developed their motor skills” と先生のコメントが添えられていて、読むたびに微笑ましかったです。 費用感もお伝えしておくと、18カ月未満は Infant Class 扱いで、学費は月2,000〜3,000SGDほど(ただでさえINSEADの学費やシンガポールの家賃も高いのに、これは結構泣けました)。Citizen / PR / Foreigner で金額が異なる場合もあり、HPに学費が載っていないことも多いです。子連れ留学を考えている方は、近隣の園に早めに目星をつけ、空き状況・ビザ要件・学費を事前に確認しておくのがおすすめです。 10カ月通ううちに、娘は中国語や日本語の時間の影響でSinglish混じりの英語や日本語を元気に話すようになり、最近は「加油(ジャヨー)!」と言いながらスキップしています(笑)。多文化なシンガポールならではで、中国・インド系のお祭りから日本の鯉のぼりまで、年間を通じて各国の行事を取り入れたイベントがあり、親子で楽しめました。 ![Preschool](https://drive.google.com/file/d/1Ai302-_YrRXbqLNd56MvgwgqfMlCEHJL/view?usp=sharing) ### ■ 住み込みシッターさん 保育園に加えて、エージェント経由で住み込みのシッターさんを採用しました。子育て経験のある方で、保育園の送り迎えはもちろん、娘が体調を崩して登園できない日も家で手厚く見てくれて、本当に心強い存在でした。 学生は意外と時間の自由が利きません。少しの遅刻でも欠席扱いになる授業があったり、グループワークや夜のイベントで出かけることもあったり。シッターさんなしでは、私のMBA生活は成り立ちませんでした。最初の数カ月は慣らし期間でしたが、娘もすぐに打ち解け、今ではシッターさんは娘のベストフレンドであり、私も勝手ながら、親戚の方かのように慕っています。 日本では住み込みシッターという文化があまりないので、最初は戸惑いもありました。でも、たくさんの大人に可愛がられて育つ娘を見て、これは単なる「家事・育児の外注」ではなく、娘にとっても豊かな環境なのだと思えるようになりました。 ### ■ 家族のサポート 実は、この体制が整うまでに1.5カ月ほどかかりました。シッターさんが来るまでのP1のほとんどは、朝は私が娘を保育園へ送り(早く送ると朝食も出してくれます)、夕方は呼び寄せた母が迎えに行く生活。灼熱のシンガポールでの送り迎えに高齢の母もバテてしまい、最後は父まで応援に呼ぶことに。ジジババ総出での母子生活でした(笑)。 単身でも、MBAには多くの人の支えが必要だと思いますが、母になった今、改めて周囲の力なしには何もできないと痛感しました。 ## A Day in the Life of an MBA Family *7:00* 娘の泣き声とともに起床。7:00ぴったりに起床するシッターさんに、娘の朝食と保育園の準備をお願いし、私も身支度 *8:10* 私、学校へ *8:30* シッターさんと娘、保育園へ *8:30–17:15* 授業(遅い日は19:00まで。P3以降はもう少しゆるやかに) *16:30* シッターさんが娘をお迎え。少し遊んでから夕食・お風呂(私の帰宅時間次第) *17:30–19:30* 私、帰宅。重要な予定がない限り、寝かしつけは必ず私が担当 *22:00–25:00* 課題・勉強(娘が寝た後、数時間だけクラスメートの集まりに顔を出すことも) ## ふりかえって思うこと ### ■ ネットワーキングはできるのか?(FOMO問題) 渡航前の一番の不安は、母子留学で「MBAの肝」とされるネットワーキング(要は友達作り)がちゃんとできるのか、でした。授業は今や独学でも学べる時代。それでも皆がお金を払って現地に集まるのは、この環境に価値があるからこそ。それを母子留学で本当に体験できるのか、と。 実際、生活基盤が整わないP1は、FOMOを感じる日々でした。授業外イベントの多くは夜開催で、その時間は帰宅し、子供を寝かしつけていたので、ほとんど参加できませんでした。「私、張り切って渡航した意味あったかな……?」とモヤモヤすることもありました。 転機は、Study Groupのメンバーにこの気持ちを打ち明けたこと。みんな快く手を差し伸べてくれて、「週末の昼なら娘連れで一緒に遊べるよ!」と誘ってくれました。中には、週1で「真面目な話は一切しない、学年のゴシップを共有するだけのコーヒーチャット」をセッティングしてくれた人も(笑)。最初からもっと能動的に、自分の予定に合わせて動けば良かったのですが、保育園に通い始めてほぼ毎週体調を崩している娘を見ていると、どう予定をたてれば良いのかもわからなくなっていました。 今振り返ると、当初の心配は完全に杞憂でした。深夜のパーティーや週末の旅行には参加できませんでしたが(クラスメートとの最大の遠出は、隣国マレーシアのジョホール・バルです笑)、多くのクラスメートが娘を可愛がり、親戚のおじさんおばさんのようにプレゼントをくれて、家にも遊びに来てくれました(旧正月の時はRed Packetももらいました!笑)。 家族帯同だと、交友の築き方は少し変わります。私の場合は、娘同伴で参加できる週末イベントや、長時間拘束されない近場のディナー(最後の方はもう少し羽を伸ばしていましたが笑)、みんなとのジム・ランニング・テニスが中心でした。意外だったのは、就活色が濃くなるMBA後半こそ、クラスメートを深く知る時期になったこと。「どんなキャリアを築きたいか」「人生で何を大切にするか」をじっくり語り合えたのは、現地まで来たからこそでした。特に 10 カ月間シンガポールに残った Singy Lifer の仲間たちとは、今ではかなり強い親近感がありますし、私の片思いではないと思っています(笑)。 学業面も、「子育てしながらついていけるのか」と不安でしたが、これも杞憂。ただ、授業外に勉強時間を多く取れない自覚があったので(期末前に限って娘がRSウイルスや結膜炎にかかるのは、もはやお約束であり、授業と期末勉強の合間を縫って娘を病院に連れていく生活でした)、授業は一言一句聞き逃さないよう真剣に受けていました。友人に “You ferociously take notes” と笑われたのは、ちょっと恥ずかしかったです。 ![Sakura playdate](https://drive.google.com/file/d/1w41ywV3aGcNovirMDEJNcTCRS8V4I-tp/view?usp=sharing) ![Singy lifers](https://drive.google.com/file/d/1szsWXyRNZuC3Y_-l1-AFX0mZDkvidODV/view?usp=sharing) ### ■ Professional × Mom のあり方 この1年は、MBAの学びの他に、母として・一社会人としての自分を考えさせられる時間でした。私は育休中にINSEADの1年制を活用して学位を取りに来ているので、復職前に「どんなProfessional momになりたいか」を何度も自問しました。 たとえば、シッターさんを迎えてからは夜のイベントにも少しずつ参加できるようになりましたが、今度は「すでに寝入っているとはいえ、シッターさんに娘を任せて出かけていいのだろうか」と、なかなかComfortableに思えない自分もいました。巷ではこれを “Mom guilt ” と呼ぶそうです。MBA生活と仕事は異なりますし、仕事と子育てのバランスに正解はありませんが、こうした揺れも含めて、自分なりの働き方・育て方を探る1年だったように思います。 “You just need to find your own way” と多くの人に言われましたが、言うは易し。それでも、子連れ留学はキャリアだけでなく自分自身を見つめ直す良い機会になりました。 ## さいごに 母子留学を経て実感したのは、“Village of supporters” が必要だということ。MVPは住み込みで家族を支えてくれたシッターさん。そして設営を助けてくれた両親、私と娘を温かく受け入れてくれたクラスメート、何よりこの機会を追求することを後押ししてくれた夫に、感謝してもしきれません。 家族帯同のMBAは、想像する留学生活とは少し違いますし、人数も多くはありません。でも間違いなくユニークな経験で、踏み切ったことに後悔は一切ありません。お子さんの年齢によって設営の仕方も変わると思うので、シンガポールでの子育てや学生生活について知りたいことがあれば、いつでもお気軽にご連絡ください!(写真は、“Future MBA”と記載された入館証を手に入れた娘!) ![Future MBA](https://drive.google.com/file/d/14R2LdRJWqFXipeIg8ITVl7VC1AUY6byl/view?usp=sharing)

#シンガポール#パートナー同伴#母子留学
INSEAD生が見たWharton交換留学
Blog

INSEAD生が見たWharton交換留学

2026/05/05

*カバー写真はAI作成のイメージ ## はじめに こんにちは。INSEADシンガポールキャンパス(SGP)からスタートし、現在は交換留学制度を利用して米国・フィラデルフィアのWharton(ウォートン・スクール)に身を置いているMNです。 「なぜ10ヶ月という濃密なINSEADの期間中に、さらに環境を変えるのか?」と聞かれることもありますが、実際にこちらに来てみると、INSEADという多様性の中にいたからこそ、Whartonという「米国の正解」に触れる衝撃は想像以上に大きなものでした。今回は、Academic、Culture、Lifestyleの3つの観点から、そのリアルな違いを紐解いてみたいと思います。 ## 1. Academic:実業家の「勝負勘」を養うWharton Whartonでの学びを一言で表すなら、「米国で勝つための実学」です。私は今回、ETA(Entrepreneurship Through Acquisition)、VCM(Venture Capital Management)、Pricing Policy、Cost Managementの4科目を履修しました。 特に感銘を受けたのは、ETAやVCMの講義です。実際に個人で企業を買収・売却した経験を持つ教授や、VCを自ら立ち上げた教授が教壇に立ち、「トランプ・バイデン政権下の節税策の使い分け」「どの州に本社を置くか」「銀行から確実に資金を引き出すための交渉術」など、米国の制度に則った極めて実利的な戦略が次々と飛び出します。学生[MM2.1]も米国勤務経験者が多く・ケースも米国関連が中心なので、非常に実利的でした。 **※補足:** *INSEADでの期間は主にCoreクラス(基礎科目)を中心に履修していたため、より専門特化したElective(選択科目)が集まるWhartonの授業に、より「実業」の濃さを感じたという側面はあります。 *制度上の注意点として、Whartonは1単位(1cr)が3ヶ月スパンであるのに対し、INSEADの交換留学期間は約2ヶ月。選択できるクラスが限られる点は、将来の交換留学生が留意すべきポイントです。 ## 2. Community & Culture:「友人と過ごす時間」の重み **Community:** Whartonはペンシルベニア大学(U-Penn)という巨大な大学機構の一部。潤沢な資金を背景にした豪華な施設には、他学部の学生も日常的に行き交い、常にエネルギッシュな雰囲気です。 ここで一つ、非常に印象的な言葉を耳にしました。Wharton生が、「(自分が)交換留学に行くと、Whartonの友人との時間がなくなるのがリスク」と述べていました。 キャンパス移動を前提とするINSEAD生にとってコミュニティは「常に新しく広げ続けるもの」という前提があるのに対し、2年間という歳月をかけて強固なコミュニティを築き上げていくWhartonのスタイルは、新鮮な衝撃でした₍冷静にほぼ2か月ごとに新しい人が入ってくるスタイルに慣れつつある自分にも驚きですが₎。 **Culture:** 米国₍特に東海岸₎らしいカルチャーとして感じたのがPay to Playの精神です。 Whartonはスポーツ・カルチャー含めあらゆるイベントが盛んですが、ほとんどが学生運営であり別途参加費が必要です。 象徴的なイベントとしてWharton vs 他学部修士チームのボクシング対抗戦「Fight Night」を紹介します。かつてボクシングを嗜んでいた身からすると、大学の試合といえばひっそりと行われるイメージでしたが、ここでは「ロッキーの街」フィラデルフィアらしく、ボクシングが大学全体のビッグイベントになるのです。 観戦は「Black Tie」(実際はスーツ程度でOKですが)が指定され、チケットはエリアごとに細かく階層化されています₍Normal : $150/Premium:$200/VIP:$250等)。VIPエリアには食事・飲料付きで華やかな衣装の卒業生も多数来場し、ソーシャルの場としても機能していました。 INSEADでも「Gala Party」というBlack Tieイベントはありますが、スポーツイベントでさえこれほどの価格差が設定され、社交の場として機能している点に「アメリカ」を感じずにはいられませんでした。 ちなみに試合はWhartonチームが辛勝。その後は市内のクラブを貸し切り、有名DJを招いた盛大なアフターパーティーで夜を締めくくりました。 ![INSEADメンバーと](https://drive.google.com/file/d/1wZhBCWSVQyrjvk7Sq3ioQl57c_HIWAO4/view?usp=sharing) ![本格的なボクシングマッチ](https://drive.google.com/file/d/1ua1cn_6nsrgmHHKma8gUsq5m6cMpyVVB/view?usp=sharing) ## 3. 講義の雰囲気と「モニタリング」の作法 運営面でも興味深い違いがあります。 **出席管理と課題** INSEADは出席管理が厳格(QRコード式)ですが、Whartonは自主性に任されている講義も多いです。一方で、課題の量はWhartonの方が多め。INSEADは全課題を統合プラットフォームで一覧できますが、Whartonは各講義のシラバスを個別に確認する必要があり、詳細が直前まで出ないこともあるため、モニタリングには慣れが必要です。 **学生の熱量** どちらの学校も、凄まじい熱量で取り組む層と、うまく「サボる」層が共存しています。Academicにどこまでリソースを割くかという「優先順位付け」の判断も含めてMBAなのだと、両校の学生を見ていて実感します。 **教授との距離感** Wharton₍アメリカの傾向?₎ではINSEADと比較し教授との距離感が近いと感じます。教授によってはホームパーティーに学生を招待したり、授業中にピザパーティーを開催したりします₍完全任意参加₎。学校からも補助があるようで、こういうところでもソーシャルスキルを培っているのかなと感じます。 ## 4. Weekend & Lifestyle:都市の刺激 生活感も拠点の地理的条件によって大きく異なります。 **週末の過ごし方** Whartonは金曜が休みのため旅行がしやすい環境ですが、国外は近隣国でも時間がかかるため、意外と行く場所がなくなるという声も。 一方、フィリー市内はプロスポーツ観戦や博物館が充実しています。シンガポールは近隣国への旅行が主だったため、この「都市型エンタメ」の充実は新鮮です。 **生活コスト** 短期の交換留学生は多くがAirBnBを選択しますが、コストは月$3,000〜$4,000ほど。外食も一回$30〜$50+Tipは当たり前なので、私費留学生の自分は常に財布と相談しています₍笑₎。 **クラブ活動** Whartonではクラブ活動が盛んです。INSEADシンガポールではProfessional Club₍PE/VCやConsulting等₎以外はそこまでActiveではありませんでしたが、Whartonはスポーツ・芸術・ソーシャル系分野を問わず活動が盛んで、毎日のように複数のイベントが開催されているので退屈することはありません₍Pay to Play精神に則りイベントは基本有料なので、学生たちも選択的に参加しているようです₎。 ## 5. Background & Career: Pre-MBAのバックグラウンドとして、コンサルや金融系が多いのは共通ですが、WhartonはPEやIBD出身者がより厚い印象です(Wharton Class Profile参照)。 Post-MBAのキャリアパス自体はさほど変わらないものの、Whartonは圧倒的に米国就職が中心。元々の米国バックグラウンドに加え、学内での豊富なネットワーク機会を含め、米国市場への門戸としての強さを再認識しました。 *日本就活を念頭に置く場合時差と距離は懸念とされますが、個人的に面談はほぼすべてオンラインなのであまりデメリットには感じませんでした₍選考終盤で対面が求められる場合は調整必要)。 *2025-26年は一段と円安が進行し、日本円の給与がすっかり見劣りするようになりましたが、同一グローバル企業内で欧州拠点と比較しても米国は一段給与水準が高いようです。社会・生活コストも高いので一概比較はできないですが、米国就職に強いことはWhartonのメリットだと思います。 ## おわりに シンガポールというアジアのハブから、フィラデルフィアへ。 元々は「アメリカに住んだことなかったから見てみたい」という個人的な興味からでしたが、「多様性」の中で自分の価値観を見つめなおしていくINSEADでの経験から、特定マーケットの「勝ち筋」を叩き込まれるWhartonでの経験は、私のMBAをより立体的なものにしてくれました。もし交換留学を迷っている方がいれば、ぜひ背中を押したいと思います。

#Wharton#交換留学
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